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不調の原因は「巡りの滞り」かもしれない
東洋医学では「気・血・水」という3つの要素が、私たちの体を健やかに保つために欠かせないと考えられています。なかでも「血(けつ)」は、栄養と潤いを運び、身体と心のバランスを支える重要な存在です。
しかし現代を生きる私たちは、長時間のデスクワーク、運動不足、冷暖房の使用、ストレス、不規則な生活など——気づかぬうちに“巡り”を妨げる環境に身を置いています。
◯「巡りが悪い」とはどういうこと?
血流がスムーズであれば、全身に必要な酸素や栄養が行き届き、老廃物もきちんと回収されます。逆に流れが滞ると、冷えやむくみ、肩こり、疲労感、肌荒れ、生理不順、睡眠の質の低下など、あらゆる不調として現れます。
東洋医学ではこれを「瘀血(おけつ)」と呼び、「血が滞り、汚れ、巡らなくなった状態」とされています。まさに、体の“交通渋滞”のようなものです。
◯美容鍼灸が“巡り”を整える理由
鍼(はり)やお灸の刺激は、経絡(けいらく)と呼ばれるエネルギーの通り道を通して、全身の気血の流れを整えます。美容鍼の場合は、顔だけでなく、体全体に施術を行うことで、血流を促し、内側から肌や身体のバランスを整えていきます。
血の巡りが良くなることで、肌に透明感やハリが生まれるだけでなく、首肩こりの軽減や頭の重だるさの改善、目の疲れの軽減など、全身の変化を感じられる方も多くいらっしゃいます。
◯あなたの不調も、実は“巡り”のサインかも
・朝起きても疲れが残る
・手足の先が冷えやすい
・生理前に肌が荒れる
・なんとなく気分が沈みがち
・顔色がくすんで見える
これらは、巡りの滞りが引き起こす代表的なサインです。「病気ではないけれど、なんとなく不調」というときこそ、身体の内側に目を向けてみてください。
◯美容鍼灸が“巡り”を整える理由
巡りを整えることは、今日の体調を整えるだけでなく、5年後、10年後のあなたの健康や美容にもつながっていきます。
“今”感じているサインを無視せず、丁寧に身体と向き合うことが、明日の自分を守ることになります。
宋鍼灸院では、カウンセリングでお話をじっくり伺いながら、体質やライフスタイルに合わせたオーダーメイドの施術を行っています。
“ただラクになる”だけでなく、“巡って、整って、軽やかになる”——そんな体験を、ぜひ一度味わってみてください。