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その肩こり、冷え、くすみ…全部“巡り”のせい?
「肩こりがひどくて」「手足がずっと冷たい」「最近、肌がくすんで見える」
こうした悩みを抱えている方は少なくありません。
それぞれ別の症状に見えますが、東洋医学では共通の原因があると考えます。
◆ 巡りとは何か?
東洋医学では「気・血・水(き・けつ・すい)」という3つの要素が、体の健康を保つために欠かせないとされています。
このうち「血(けつ)」は、いわゆる血液のように体をめぐって栄養を運び、心身を養う役割を担います。
ところが、ストレス、運動不足、冷えなどによってこの「血の巡り=血流」が滞ると、体のあちこちに不調が現れやすくなります。
◆ 巡りが悪いと何が起きるの?
血の巡りが滞ると——
・筋肉に酸素や栄養が届かず、肩や首がこりやすくなる
・手先足先まで温かさが行き届かず、冷えを感じやすくなる
・肌の代謝が低下し、くすみやクマが目立つようになる
・老廃物が流れにくくなり、むくみや肌荒れが起きやすくなる
つまり、一見バラバラな症状も「巡りの悪さ」が根本にあると考えられるのです。
◆ 美容鍼が“巡り”にアプローチできる理由
美容鍼は、皮膚の浅い部分だけでなく、筋肉や経絡にも働きかける施術です。
顔のツボや緊張した筋肉に鍼を打つことで、血流や気の流れを促し、全身の巡りを整えていきます。
また、顔だけでなく頭皮や首・肩・手足にアプローチすることで、より全体の血流改善が期待できます。
巡りが整うことで、肌のトーンが明るくなったり、手足がぽかぽかしてきたり、「なんとなく調子がいい」と感じる方も多くいらっしゃいます。
◆ 体はつながっている——“総合的な巡り”を意識する
たとえば、「顔のくすみが気になる」といったお悩みでも、原因は顔だけにあるとは限りません。
東洋医学では「全身はつながっている」と考えるため、宋鍼灸院でも全体の巡りを意識した美容鍼を行っています。
表面的なアプローチではなく、内側から整えるからこそ、変化が長続きしやすいのです。
【まとめ】
肩こりも、冷えも、くすみも。
ひとつひとつの悩みに対処するのではなく、「巡り」を整えるという視点から見直してみると、身体がふっと軽くなる感覚が得られるかもしれません。
美容鍼で、“めぐる体”を取り戻してみませんか?