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「心と体にやさしく向き合うPMSケア。」“巡り”を整える
PMS(月経前症候群)は、月経前の数日〜10日間ほどに現れる、心と体の不調の総称です。
「イライラしてしまう」「落ち込む」「身体が重くてむくむ」「肌が荒れる」など、その症状はさまざま。
そして多くの場合、月経が始まると自然に治まるという特徴があります。
ただその間、日常生活に支障をきたすほどつらく感じる方も少なくありません。
そして「なんだか自分の感情が自分でコントロールできない」と、気持ちが落ち込んでしまうことも。
◆ 東洋医学が考えるPMSの原因
東洋医学では、PMSの背景には「気・血・水(き・けつ・すい)」の巡りの乱れや、肝(かん)・腎(じん)の働きの低下があると考えられています。
- 気の滞り → イライラや情緒の不安定さ
- 血の滞り → 下腹部の痛みや肌荒れ
- 水の滞り → むくみ、重だるさ、冷え
また、PMSに深く関係する「肝」は、気の流れを整える臓腑であり、情緒との関わりが非常に深い存在です。
肝の働きが乱れることで、イライラ・怒りっぽさ・抑うつ感などが現れるとされています。
◆ PMSに対する美容鍼のアプローチ
美容鍼は、顔への施術に加え、PMSの根本に関わる「巡り」を整えるために、頭・お腹・背中・足などにもアプローチを行います。
- 筋肉の緊張をゆるめて、全身の気血の流れを促す
- 自律神経を整えて、情緒の安定をサポートする
- 血流改善により、むくみや肌荒れを軽減する
東洋医学的な観点から、「整える」ことを目的とした美容鍼は、副作用のないやさしいケアとして、多くの方に選ばれています。
◆ 無理なく、やさしく、不調を手放すために
「我慢するしかない」と思っている方こそ、まずは体の声に耳を傾けてみてください。
PMSは“女性だから仕方ない”ことではなく、体の巡りを整えることで軽減できる可能性がある不調です。
宋鍼灸院では、東洋医学の知識と経験を活かし、一人ひとりの体質に合わせたケアを行っています。
毎月のつらさを“少しラクにする”お手伝いを、美容鍼を通してさせていただきます。